真夏の夜の怖いはなし~
こんばんはこんばんは金具です。
あのー、、、皆さん漫画は好きですよね?
というより嫌いな人はいないのではないでしょうか?
ファンタジー系、ヤンキー系、バトル系と色々種類はありますが、この系統は苦手!というものはあってもこの系統は好き!と人それぞれ好みはあると思うので、全体的に漫画自体が嫌いという方には出会った事がありません。
なので皆さん漫画好きですよね?(圧)
ですよねですよね^^
あー困っちゃうなーそんな漫画好きがいっぱいいちゃうと、王道をここに書いてももう知ってるしとなられても困るので割とみんなが知らなさそうな不気味な怖い話をまとめている漫画を紹介したいと思います。
万人受けするものではないので怖いのが苦手な方は読むのをおススメしません。
※なのでここから先は自己責任でお願い致します。
その漫画の名は
僕が死ぬだけの百物語です。
この漫画の存在は金具も最近の最近になって知りました。
最近流行りのタイトル長い系漫画ですね。
あらすじは
ゆうまくんという小学生の男の子がいるのですが、それを友達のひなちゃんが引き止めるために百物語をゆうまくんに教え、ゆうまくんがそれをこっち(私たち)に向かってベラベラ喋るという感じのなんか謎めいてる始まり方です。
さっきあんだけ怖い怖い言ってましたが一話完結のオムニバス形式漫画なので正直そこまで怖くないです。いや、怖いんですけど怖いのに慣れてる方は余裕だと思います。系統としてはオカルトやヒトコワまで色々な話があるので飽きずに見れるのではないかと、、、。
今回はその中でも手相の生命線にまつわるヒトコワの話を紹介したいと思います。
合コンである男女が出会います。
その男女はお互い生命線が極端に短いという共通点がありそこからすぐ意気投合します。
同じぐらいのタイミングで死ぬから寂しくないね~なんて言いながら仲良くなり、ついでに生命線だけじゃなくて赤い糸もこんなに短いけどねっ///(ドヤ)なんてことは1ミリも言ってないですけどとにかく仲良くなります。
そしてなんやかんやで結婚します。
何なら子供までできちゃってももうすっかり溺愛しちゃってます。漫画といえども時が過ぎるの早すぎて説明してる側もビックリですよ。
しかしその溺愛してる子供には生命線が短いどころか生命線自体なかったんです。しかもその夫婦の生命線の長さ的にもう私たちは死ぬのでは、、、と思い始めます。たかが生命線されど生命線なのでピクニックやお出かけをしたい気持ちを飲み込んで夫婦は3人での外出をなるべく控える事になりました。
そこから数か月経ち、夫婦はいつ死ぬかわからない状態で過ごしていたので疑心暗鬼に陥っていました。これを島田秀平が見てたら「生命線?そんなの書いたらいいじゃん」と言いそうですが個人の固定観念というものはすぐに壊せるものではありません。
可愛くて美人なお嫁さんをもらい天使のような子供も授かり、俺は何不自由なく育ってきたからみんなから妬まれ憎まれているに違いない。だからその中に俺らを殺そうとする人間が出てくるかもしれない!
とハイパー自意識過剰を拗らせた後に会社にも行かなくなりました。
俺たちは殺される、どうしよう俺たちは殺されるんだ!ヒィ
とそんな話をしていると会社に来なくなった旦那を心配して上司が家に訪ねてきました。ですがハイパー自意識過剰エンペラータイム中の夫婦にはこの上司の思いやりある行動も自分たちを殺しに来たようにしか思えません。
上司の顔を見るなり
隠れろ!上司が来たぞ!
と臨戦態勢。上司には薬やってるのかと思われてそうですね。
いきなりのこの状況に、どうしよう上司に殺される
と思いこんでしまった旦那はこの状況を打破するために、、、
鋭利なガラスの破片で深く深く手を切りつけました。
ですが自分の生命線が伸びただけでは意味がありません。
奥さんと子供の生命線も伸ばそうと二人の手をつかんで手首の方向まで血が噴き出すほど深く切りつけました。
一方そのころ
家に行き顔を見るなり締め出されてしまった心優しい上司が、家の中の物音と悲鳴を聞きどうも様子がおかしいと思い救急車を呼んでいました。
救急隊員の大丈夫ですかー!という声にも返答が無く無理やり家をこじ開けてみると、3人仲良く血まみれになりソファーの上で死んでいました。
、、、、、、、、、。
バッドエー―――ンド!!!
結局生命線通りの運命になってしまいました。
まあこんなことはあんまり起こらないと思いますが何かを信じすぎるのもダメってことですよね。というよりこの夫婦が島田秀平に出会えていたら運命は変わっていたのかもしれません。
どっちにしろ不気味ですよね。
生命線自体には不気味要素は全然感じられないのに、この読み進めていくと不気味になっていく感じがなんともたまらないですよね。うん、、、
なんかリネ2みたいですね。
リネ2も進めていくと不気味な地域が出てきたり雰囲気が不気味になってきたり、何とも言えないオカルトチックな場面があります。
その雰囲気を味わうために早く進めたい!と思った方は下記からどうぞ!
そんなこんなで
皆様怖い話で涼しんでいただけたでしょうか?
この生命線の話以外にもなんでも好きな物が手に入るロッカーの話や、落とし物を届けてくれる人の話等もおススメです。
短編集で本当にサクッと読めちゃうので電車の待ち時間や、ゲームのアプデの間に読んでみてはいかがでしょうか。
ではでは